ジムニーのステアリングを純正からナルディ風ハンドルに交換しました｜JB23ジムニー6型ハンドル交換の方法

純正ハンドルのレザーが激しく劣化しているせいで雨の日や湿気の多い日にベタついて手が黒くなるので、革のカバーでもつけようかと考えていたところに、ヤフオクで良さげなハンドルを見つけたため落札。

ほぼ未使用のNARDIなのにあまりに安かったので偽物の可能性も大いにあるけどまあいいや。

レザーじゃなくて、樹脂製なのが最高に嘘くさい　笑

雨続きでハンドルがベタベタするので、早速取り付けました。

今回の作業について

純正のハンドルを社外製に交換する

所要時間　約30分
作業難易度　★★☆☆☆

※作業難易度は私の主観ですので参考程度にしてください。

使用した主な工具

10mmソケットレンチorトルクスレンチ
17mmソケットレンチ
６角レンチ

交換部品・消耗品について

ステアリング本体
JB23用ステアリングボス(OU-262)※6型の場合
ビニールテープ

NARDI(ナルディ) CLASSIC(クラシック) ブラックレザー&ブラックスポーク 340mm ステアリング N341 N341

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締め付けトルク

ステアリングシャフトナット　33Nm{340kgf}

純正ステアリングの取り外し

1. バッテリーのマイナス端子をはずす
2. エアバッグをはずす
3. センターにマーキング
4. ステアリングをはずす

バッテリーのマイナス端子をはずす

エアバックの誤作動防止のためにバッテリーのマイナス端子を外し電源を切りました。

バッテリーをはずしても残留電源によって誤作動を起こす可能性もあることから、10〜20分くらい放置して放電させました。

エアバッグをはずす

ステアリングの左右のボルトを外してエアバッグを外します。

ステアリングボスのセットにトルクスレンチが付属していたので今回はそれをつかいましたが、10mmのソケットレンチでも外せます。

ホーンの配線はソケットの横の隙間に適当な細い棒を差し込むと外しやすいです。

エアバッグに接続されている配線は、中央の黄色いパーツでロックされています。

すべての配線を外しました。

よし、エアバッグが取り外せました。

センターをマーキング

ハンドルのセンターがわからなくならないように、ステアリングロッドエンドにマーキングしておきました。

ステアリングをはずす

ステアリングを固定するナットを17mmのソケットレンチで外します。

このときハンドルが回転してしまうので、キーを抜いてハンドルをロックしておきました。

ステアリングはびくともせず…　

急にはずれてどこかにぶつけると怖いのでナットを残したまま、ステアリングを左右にかなり強めにガコガコ揺らしてようやく外れました。

NARDIステアリングの取り付け

1. ステアリングボスの取り付け
2. ステアリングの取り付け
3. バッテリーの端子をもとに戻す

ステアリングボスの取り付け

社外のステアリングは、そのままつけることができないので「ステアリングボス」が必要です。

ハンドル交換は初めてなので、中古品ではなくHKB製のボスを新品購入しました。

JB23 の6型に適合する型番はOU-262。ステアリングボスだけでなく、エアバッグの警告灯が点灯しないようにダミーハーネスも付属しています。

ちなみに同じJB23でも年式によって型番が違ってくるので要注意です。

適合表はこちら↓
http://www.hkbsports.com/product/boss/suzuki/suzuki.html

ボス本体とエアバッグ警告灯を回避するためのダミーハーネス、トルクスレンチが付属しています。

ダミーハーネスは3種入っていますが、使うのは一つです。緑色の配線はホーン用です。

ボスのTOPに▲マークがついているので、マーキングに合わせてセットします。

エアバッグとホーンの配線を内部に引き込みます。

ステアリングを固定するナットを締め付けます。※写真撮り忘れてましたので代用してます

締め付けトルクは33Nmです。

ダミーハーネスをカプラーの先端の2つの穴にしっかり差し込みました。

ビニールテープで固定して完了。

ホーン用の配線も接続。

ホーンボタンの裏に２つの端子がありますが、センターの端子に接続。

もう一つの端子はなんのためのものだろう？？

ホーンボタンをボスにはめ込みました。

これでステアリングボスの準備は完了。

ステアリングの取り付け

ステアリングは６角のネジで固定するだけ。

ホイールナットの締めるときと同じように、対角するボルトを少しずつ締めていきます。

ネジをしっかりと締めたら取り付け完了。

インプレッション

新しくなったハンドルのおかげで湿度が高い日もハンドルがベタつかず手が汚れないので快適。

取り付けた日はちょうど雨が降っていたのですが、握った感覚もサラサラで快適なことこの上なしです。

ただ、ハンドルが小さくなったのでフィーリングは変わりました。すぐ慣れたけど。

ステアリングが純正よりも手前になったせいか、ウインカーとワイパーのレバーの位置が遠くなりました。

交換したばかりのころは操作する際に空振りが頻発しましたw　こちらはなれるまで若干時間がかかりましたがすぐ慣れました。

ちなみに、本物のNARDIはステアリングの裏面に刻印があります。

私のは当然ないのですが、正規輸入品であればFETと番号の刻印があり、公式サイトで参照可能です。