ジムニーJB23Wの純正ステアリング(ハンドル)の外し方の解説です。
作業は簡単ですが、エアバッグを取り外すため誤作動などへの注意が必要です。
今回は後期型のJB23Wでの解説となります。
尚、純正ハンドルを外し社外ステアリング
目次
作業内容について
使用する主な工具
10mmソケットレンチ
17mmソケットレンチ
マーキング用のペン
必要になる消耗品
なし
組立時の締付けトルク
ステアリングシャフトナット 33Nm{340kgf}
純正ステアリングの取り外し
- バッテリーのマイナス端子をはずす
- エアバッグをはずす
- センターにマーキング
- ステアリングをはずす
バッテリーのマイナス端子をはずす

エアバックの誤作動防止のためにバッテリーのマイナス端子を外します。
バッテリーをはずしても残留電源によって誤作動を起こす可能性もあることから、10〜20分くらい放置して放電させました。
エアバッグをはずす

ステアリングの左右のボルトを外してエアバッグを外します。
トルクスレンチか、10mmのソケットレンチで外します。

ホーンの配線はソケットの横の隙間に適当な細い棒を差し込むと外しやすいです。

エアバッグに接続されている配線は、中央の黄色いパーツでロックされています。

すべての配線を外します。

エアバッグの取り外し完了。
センターをマーキング

ハンドルのセンターがわからなくならないように、ステアリングロッドエンドの12時の一にマーキングしておくと安心です。
ステアリングをはずす

ステアリングを固定するナットを17mmのソケットレンチで外します。
このときハンドルが回転してしまうので、キーを抜いてハンドルをロックすると力を入れやすいです。

外れにくい場合は、急にはずれてどこかにぶつけると怖いので緩めたナットを残したまま、ステアリングを左右に強めにガコガコ揺らしとはずれます。

これで純正ステアリングの取外し完了です。



