JB23ジムニー6型|5mmのホイールスペーサーでタイヤとフレームの干渉を改善できるか試してみた

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タイヤのサイズを大きくしたことで発生するボディとの干渉問題をスペーサー装着で改善で着るか試してみました。

干渉するボディマウントをカットしたり、曲げてしまうことで解消できる定番の方法もあるのですが、その前に一番簡単で安価に済むスペーサーで検証してみます。

ちなみに、今回の検証内容はこちら。

JB23ジムニー6型にTOYO OPEN COUNTRY R/T185/85R16を装着した際に起こるボディとの干渉を、5mmのホイールスペーサーで解決できるかどうか?

です。

スペーサーを5mm厚にした理由は主に下記の3つ。

①5mm厚が純正ハブボルトの長さで取り付け出来る上限サイズ
②タイヤがフェンダーからはみ出ない

③5mm程度ならジャダーが発生しにくそう

ホイールスペーサーを装着することでタイヤが5mm外側に移動するため、ボディとの干渉が改善されるのでは?という考え。

純正サイズの175/85Rから185/85Rのタイヤにサイズアップすると、タイヤ前方にあるボディマウントとタイヤ側面が干渉します。

ちなみに干渉するのはこの部分。

なお、7型の途中からは形状が変更されタイヤとのクリアランスが確保されるため干渉しません。

ハンドルをめいいっぱい切るとタイヤがボディに接触します。

完全にぶつかっているというより、触れているくらいなんですが、車庫入れでハンドル切って後退すると、結構ドキッとする擦過音出すんですよ。

めいいっぱいハンドルを切るのって車庫入れか方向転換のときぐらいなので、そのときにハンドルを少し戻せば接触しないんですが、やっぱたまにうっかり忘れて「ゴゴゴッ!」って音出るとドキッとします。

1mmでも離れていれば良いので5mmでなんとか触れないようになればラッキー、っていうダメ元でやってみようっていう感じです。

車検には通るのか

ホイールスペーサーを取り付けたままでも車検は通りますが、フェンダーからタイヤが10mm以上はみ出ていたら車検は通りません。

※2017年の保安基準改正以降、フェンダーからのタイヤのはみ出しは10mm未満であれば認められるようになりました。

念の為、タイヤの外側がどの位置になるかを確認しました。

フェンダーモールから糸を垂らしてフェンダーとタイヤの距離を測ったところ、運転席側は前後とも約7mm内側、助手席側が前後とも約2.5〜3mm内側でした。

これなら5mm外側に出ても法規上は問題なしです。

さて、早速取り付けてみましょう。

目次

ホイールスペーサーの取り付け

タイヤを外してブレーキローターとホイールの間に挟むだけです。

5穴と6穴兼用なので、ジムニーの場合は5Hの刻印の穴にいれるとOK。

ホイールスペーサーをセットしたら、ホイールを正しく取り付けたら完了です。

ホイールをセットすると、ハブボルトの飛び出し部分がスペーサーの5mm分短くなってます。

やはり純正ハブボルトのままなら5mmが限度だと思います。

それ以上の厚みの場合は、ハブボルトを長いものに打ち替えるか、延長用のハブボルトとセットのスペーサー必須です。

※ホイールナットの締め付けトルクは100N・mです。

結果

ハンドルをめいいっぱい切った状態で後退してみると。。。

「ゴゴッ!」という擦過音… やっぱ5mmではまだ接触するようですね。

まあ、音量はかなり小さくなったので無意味ではなかったかなと。

だがしかし、副産物として得たメリットが2つほど。

見た目が良くなった

左右のタイヤ間がトータル1㎝広くなったので、ツラ感が出て見た目が若干良くなった気がします。

普段乗っている人にしかわからない程度かと思いますが…

走行時の安定性が増した

私のJB23の場合、これが5mmスペーサーつけてみての一番の効果なんですが、

走行中にハンドルがキョロキョロする挙動がかなり減少しました。

細かな凹凸に反応して左右にカクカク反応してしまうハンドルが、相当大人しくなりました。

たまたま何かがうまく作用したのかもしれませんが、これが最も目に見える変化でした。

さいごに

5mm程度のスペーサーであっても、ホイールナットがハブボルトを掴む面積は明らかに減少します。

ナットが緩みやすくなる原因の一つでもあるので、ホイールナットに緩みがないかや、スペーサーを取り付けたことで異常が発生していないか等の安全確認は絶対必要です。

装着の際はくれぐれも自己責任で。

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