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ジムニーJB23のATFの量(オイルレベル)を確認する方法

ATFのオイル量はエンジンオイルの確認と同じくゲージで行いますが、オイル量を正しくチェックするためには車の準備が必要です。
目次
JB23のATFの量を確認する方法
ATFの量を確認するためには、以下の手順で準備します。
サービスマニュアル推奨の手順です。
- ATFを通常作動状態まで温める
- シフトレバーを数往復させる
- ゲージでオイル量を確認する
1. ATFを通常作動状態まで温める
ATFはアイドリングだけでは温まらないので、20分程度(5km)走行し油温を上げる必要があります。
走行するなどして、ATフルードの温度が通常作動状態(70~80°C)になるまで暖機します。

暖機の目安として、冷却水の温度がC点の目盛まで上昇後、更に20~30分程度走行運転を行うと通常作動状態の温度まで上昇します。
2. シフトレバーを数往復させる

アイドリング状態でセレクトレバーを全てのレンジ(P・R・N・D・3・2・L)をそれぞれ10秒くらいの間隔で一巡したあと、Pレンジに戻す。
車両を平坦な場所に止め、Pレンジでアイドリング状態に保つ。
3. レベルゲージでオイル量を確認

ATFのレベルゲージの場所はエンジンの後ろ側。ストッパーで固定されているので、ストッパーを指で外側に押しながらリングに指を入れて引くと抜き取れます。
※運転席側のエンジンとボディの間のやや奥にあります。

レベルゲージを抜きペーパタオルで拭き取ったあと、再度挿入してATフルード量がレベルゲージの示す範囲(穴と穴の間)にあるか点検する。
※写真は穴が見えやすいようATFを拭き取った状態。
また、このときATフルードの状態に不具合がないかも併せて点検する。
- ATフルード量の点検は、必ずトランスミッションを暖機して、アイドリング回転状態で測定する。
- 点検時、レベルゲージの周囲はきれいにしてミッション内部にごみ等が入らないように注意する。
- ATフルード量が少ない場合、ATフルード漏れが考えられるので併せて点検する。
液面がレベルゲージのLとFの間にあればOKです。
少ないようなら、ATFが漏れている等、何らかのトラブルを抱えている可能性があります。
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