JB23ジムニー(6型)のセンターパネル・シフトポジション・灰皿の照明を青色LEDに変える方法

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フロントパネル照明を電球からLEDに入れ替えます。ついでに純正の赤い照明を青色に変更しました。

作業自体は難しくないのですが、電球に到達するまでのパーツの取り外しがやや面倒です。

LEDバルブは極性があるので、プラスとマイナスを逆向きに取り付けると点灯しません。

その辺の取付のコツも合わせて手順を紹介いたします。

目次

今回の作業内容

フロントパネルの照明を電球からLEDに変更、ついでに照明色を青色に変える。

所要時間 約120分
作業難度 ★★☆☆☆

今回使用した主な工具

プラスドライバー
マイナスドライバー

使用した部品や消耗品

T5 LEDバルブ 青色
T3 LEDバルブ 青色
ホビー用LEDチップ

作業手順

  1. フロントパネルカバーをはずす
  2. カーナビを外す
  3. エアコンコントロールパネルをはずす
  4. トランスファースイッチをはずす
  5. エアコンパネルのバルブ交換
  6. トランスファーボタンのバルブ交換
  7. ATのカバーをはずす
  8. ATシフトポジションのバルブ交換
  9. 灰皿用の照明をバルブ交換

LEDバルブの交換作業自体は難しくないのですが、取り外すパーツが多いです。

バルブ交換したいパーツを一旦取り外しました。

STEP
フロントパネルカバーをはずす

灰皿を引き抜いて3本のネジで固定されている金属製のブラケットを外します。

ブラケットにはめ込まれている照明も外します。

パネルカバーはツメで差し込まれているだけなので、下側を持ち手前に引っ張ると外せます。

下側のシガーソケットのコネクターを引き抜きます。

上部のハザードランプボタンのコネクタを引き抜きます。

STEP
カーナビをはずす

作業の邪魔になりそうだったのでナビも外しました。4箇所のネジをはずして引き抜くと外れます。

ナビ背面のコネクターをすべて外して取り出します。

STEP
エアコンコントロールパネルをはずす

ユニットは4本のネジで固定されています。

こんな感じでずらして、左側を外に出しておくと以降の作業がスムーズです。

ユニットに接続されている3つのコネクタと3本のワイヤーを外します。

ワイヤーは、黒・灰・青の3色で、青いワイヤーはユニットの裏側にあります。

これらのワイヤーをすべて外します。

黒いワイヤー → 冷温風の切り替え用

灰色のワイヤー → 吹き出し口の切り替え用

青いワイヤー → 内循環・外気導入の切り替え用

黒と灰色のワイヤーは運転席の足元の左側に末端が繋がっているので最初にここを外します。

丸い突起にツメがあるので押し込むとワイヤを外せました。

次に青いワイヤー。これは外気導入と内循環の弁を切り替えるためのもののようです。

パネルの下側の青色のワイヤーを下に引っ張り、溝からはずしたらワイヤーの先端を外します。

ユニットを引き抜きます。

黒色と灰色のワイヤーを取り外します。灰色はネジで固定されていました。

STEP
トランスファースイッチをはずす

まずはトランスファースイッチの両側にあるスイッチ。

それぞれ上下2本のツメで固定されています。奥側からツメを押し込んで引き抜きました。

トランスファーも同じ要領で引き抜きました。

コネクター引抜いたら完了です。

STEP
エアコンパネルのバルブ交換

カバーは外さなくても電球の交換はできますが、点灯のチェックがしやすいように予め外しておきました。

背面に2箇所のソケットがあるので引き抜いてください。

反時計回りに回転させると外れます。ラジオペンチがあると便利。

T5の電球に赤いカバーが付いています。

これを引き抜いて、このLEDバルブに交換します。

注意しなければならないのはLEDの極性。

電球とは違いLEDには極性があるのでプラスとマイナスを逆に差し込むと点灯しません。

LEDには極性のプラス・マイナスが表記されていますが、残念ながら本体には極性を示す印が見つけられず…。

一旦、取り付けて向きを覚えておき、通電させて点灯しなかったら180度回転させて再度取り付けることにします。

早速差し込んで点灯チェック。

ソケットに刻印があったので、文字の上側にプラスが来るように差し込みました。

ケーブルつなぎましたが点灯せず… 逆だったか。

不良で点灯していないわけじゃないことをいのりつつ、LEDバルブを180度回転させて取り付けて再挑戦。

無事点灯を確認。安いLEDバルブは発色に差がある場合があるので、2つのバルブの色の差も確認しました。

STEP
トランスファーのバルブ交換

トランスファーの切り替え操作用の3連ボタンの背面にT3のバルブが2箇所あります。

マイナスドライバーで回転させてから、ラジオペンチなどで抜き取れます。

こちらも電球のバルブに赤いカバーがついています。

これをT3のLEDバルブに交換します。

2個で十分なんだけど10個入りしかなかったので仕方なく購入。

不良品や色のばらつきがあるので、ある意味10個入りで正解でした。

ちなみに安いLEDは暗かったり、不良品多かったり、すぐに点灯しなくなったりしやすいので若干高くても信頼性の高いものをおすすめします。

これも極性ありますが、プラスとマイナスが不明なので適当にセットして通電してみます。

何度か向きを変えて付け替えてみても片方だけ点灯しない… どうやら不良品混じってたようです。

いちいちコネクターはずすのめんどくさくなって、繋いだままバルブ交換作業したらショートしてヒューズ飛んだ…。

近くのオートバックスで交換用のヒューズを購入して事なきを得ましたが、余計な時間とお金を使ってしまった…。

やはり「基本に忠実」であることは大事ですね。

別なLEDを取り付けてようやく点灯を確認。

しかし… 色が随分違う… ブルーと言うかアンバー。

他のと交換してみたら同じ色になりました。

余分に買っておいて助かった…。

トランスファーのスイッチの両側にある、シートヒーターとガラスの熱線のスイッチも赤いのでこちらも交換。

しようと思ったら、形が違う…

同じ形状のバルブを探してみましたが見つからないので、打ち替え用のLEDをアマゾンで注文し待つこと2週間。

長かった…。

端子が巻いてあるのでピンセットで外します。

白い樹脂製の部品は使います。

工作用の小型の青色LEDを買ってみました。

このLEDですが、不良率が高すぎる… 錆びて使えないのが結構混ざってました。

やはりこの手の部品は必要数よりも多めに買うのがいいですね。

銅線の被覆を剥いて加工しました。

元々の電球と同じように端子を巻き付けます。

元通りに組み付けて完成。

ちなみに、先端になにもついていないように見える上側の白い部品の奥に色付きの電球が入ってます。

スイッチをオンにしたときに光るのですが、今回はこのままにしておきます。

スイッチを押して違和感ないかチェック。

コネクターを接続したら元の場所へ。

STEP
ATシフトポジションのバルブ交換

まずはシフトノブを外します。

ぐっと握って反時計回りに回し続けると抜けます。

カバーの両側に2箇所づつ、計4箇所のクリップを外します。

プラスドライバで回し浮き上がったら手で引き抜きます。

両側を手で引っ張りながら持ち上げてカバーを外します。

シフトポジションのパネル部分は、上下それぞれ2個のツメで固定されています。ツメを押して持ち上げると外せます。

ソケットは手で回転させて引き抜きます。

T5LEDバルブに交換し通電のチェック。

無事点灯しました。色味もOK。

ちなみに、組付けの際はシフトロックのボタンが正しい位置あるか確認して置いたほうが良いです。

STEP
灰皿の照明も交換

ブラケットからソケットを引き抜いてバルブを交換するだけ。

無事点灯。

STEP
元通りに組み立てて完了

すべてのパーツを元通りに組み付けたら完了。

まとめ

照明色の変更は、比較的簡単に車内の印象を変えられるのでおすすめのカスタムです。

手間はかかりますがお金はそれほどかかりませんので、DIY向きだと思います。

ちなみにアマゾンの超安価なLEDは不良率が高いので、多めに買っておくと良さそうでした。

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