JB23ジムニー6型|ウインカーリレーを交換してLEDウインカーのハイフラ対策

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ヘッドランプやテールランプ類を一通りLEDに交換したので、仕上げにウインカーもLEDに交換します。

ウインカーのバルブをLED化した際に問題となるのがハイフラ現状。

その対処方法として、ウインカーリレーを交換する方法を紹介します。

目次

ハイフラとは

ハイフラッシャー、通称ハイフラとは、ウインカーの点滅速度が早くなってしまう現象のことです。

通常のウインカーのリレー音は「カッチン、カッチン、カッチン」くらいの点滅速度の印象ですが、ハイフラ状態になると「カチカチカチカチカチカチ」のように、とても早い点滅になります。

発生する原因はだいたい2つに分けられます。

1つめは、ハロゲン式のバルブが切れて点滅しないバルブがある場合。

いずれかのウインカーバルブが切れてしまうと、切れた電球には電気が流れなくなり通常の状態とくらべて使用電力の量が変化します。これをウインカーリレーが検知して、ハイフラが発生します。要するに電球切れの合図ってことです。

2つめは、ウインカーバルブをハロゲン式からハイフラ未対策のLEDバルブに変えた場合です。

LEDバルブはハロゲン式よりも使用電力がはるかに少ないため、交換によって使用電力量に変化が生じ、これをウインカーリレーが検知しハイフラが発生します。

どちらの場合も、通常とは異なる使用電力量が原因でハイフラ現象が発生します。

ハイフラ対策の方法

ウインカーをLEDにした際に発生するハイフラを回避する方法は主に次の3通りです。

  • バルブごとに対策部品(抵抗器)をつける
  • ハイフラ対応のLEDを買う
  • ウインカーリレーを対応品に交換する

それぞれのわたしが思うメリット・デメリットをひとつずつ解説していきます。

バルブごとに対策部品をつける

LEDバルブごとに抵抗器をつけてバルブの使用電力量をハロゲン球と同等にできれば、ハイフラは解消されます。

ですが抵抗器をつけるとなると配線加工が必要になる場合が多く、ある程度の知識が必要になります。

仮にショートさせてしてしまうと、LEDバルブだけではなく他の電装パーツも故障してしまう可能性があります。

ウインカーバルブは計6箇所ありますので、全部交換する場合はそれぞれに取り付ける必要があります。

ハイフラ対応バルブに交換する

ハイフラ対応のLEDバルブは使用電力量がハロゲンバルブと同じに設計されているので、交換してもハイフラが発生しません。

バルブを交換するだけなので簡単ですし確実です。

しかし、LEDバルブのメリットでもある使用電力量を小さく出来るというメリットがなくなります。

価格もLEDバルブと比べてやや高価です。

ウインカーリレーをハイフラ対応品に交換する

ウインカーの点滅はウインカーリレーが制御しています。

このウインカーリレーをハイフラ対応品に交換すれば、ハイフラは発生しません。

バルブ切れが起きてもハイフラが発生しないので、バルブ切れに気が付きにくくなります。

耐久性の良くないものを買ってしまい、リレーが壊れるとウインカーは全く作動しなくなります。

安価な社外製のバルブを使う場合、購入の際は耐久性を考慮したほうが良さそうです。

外した純正リレーを社内に常備しておくなどの対策

今回の作業について

ジムニーJB23(6型)のウインカーリレーをハイフラ対応品に交換します。

所要時間 約15分
作業難易度 ★☆☆☆☆

使用した主な工具

なし

交換部品・消耗品について

・ハイフラ防止ウインカーリレー 8ピン

ブレーキランプ交換の手順

  1. 純正ウインカーリレーを外す
  2. ウインカーリレーの取り付け
  3. 作動チェック

純正ウインカーリレーの取り外し

ウインカーリレーは運転席側の足元にあるヒューズボックスの隣に、金属製のブラケットで設置してあります。

ちなみにヒューズボックスにはカバーがついていますが、見やすくするために外してます。

黒い四角のパーツがウインカーリレーです。奥に押し込むように力を加えると外れます。

なかなか外れませんが、頑張って外しましょう。

純正のウインカーリレーと、今回取り付ける社外品。

もっと安いのあったんですが、少しでも耐久性の良さそうなものにしたかったので、やや高くても国産メーカーのものを買いました。

もしリレーが故障するとウインカーは一切点灯しなくなり、安全な走行が困難になるし、その状況になった際にいちいち手信号で方向を指示するのも嫌…。

なので、すぐ壊れそうな海外製のは避けました。

上部についているツマミで、ウインカーの点滅速度を調整できるようです。

ウインカーリレーの取り付け

取り付けはカプラーを差し込むだけです。

元通りに金属製のブラケットに取り付けてしまうと、もし出先で個関する自体が発生した際に難儀しそうなのでやめました。

このままぶら下げておきます。

動作チェックと点滅速度の調整

ウインカーを左右を点滅させて、ハザードランプも点滅させて問題なく動作していることを確認し、点滅速度を好みの速度に調整したら完了です。

外した純正ウインカーリレーはダッシュボードの中にいれていつでも交換できるようにしておきました。

純正に戻すとハイフラが発生しますが、全く点滅しないよりはずっとマシなので。

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