ジムニーJB23のシングルホーンをダブルホーンに増設|ホーン交換と配線方法の解説

本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ジムニーの純正ホーンはシングルホーンなので、社外製のダブルホーンを装着するには配線の加工が必要です。

配線の加工と、ホーンの交換方法をわかりやすく解説します。

シングルホーンの交換方法はこちら。

あわせて読みたい
ジムニーJB23の純正ホーン(クラクション)を渦巻き型のホーンに交換する方法 ジムニー純正ホーンを社外製ホーンに交換しました。 純正ホーンの貧相なビー音からちょっとリッチな音にグレードアップしました。 偶然実家の倉庫で発見しそのまま作業...

目次

今回の作業について

ジムニーJB23(6型)のシングルホーンを、渦巻き型のダブルホーンにして増設します。

所要時間 約30分
作業難易度 ★★☆☆☆

使用したパーツ・消耗品

渦巻型ホーン
平型端子オス・メス 各2個
分岐用端子 2個
配線コード

使用した工具

12mmレンチ
10mmレンチ
マイナスドライバー
電工ペンチ

交換部品について

ジムニー純正のシングルホーンを渦巻き型のダブルホーンに交換します。

配線などの加工無しで他社製のホーンに交換したい場合は、シングルホーンで端子が2個のものを選びましょう。

https://www.mskw.co.jp/car/car-horn/

ホーン交換の手順

  1. 配線の準備
  2. ホーンの取付け
  3. 実際に鳴らしてチェックして完了

配線の準備

ジムニーの純正ホーンはシングルのため、ホーンを増設してダブルホーンにする場合は新たに配線が必要です。

ホーンの交換作業をするためにフロントグリルを外します。

フロントグリルは、3箇所のクリップを外して手前に引くと取り外せます。

詳しい手順はこちら

まずは、増設するホーンを接続するための配線の準備から。

昔持ってたはずの工具も端子もどこかにいって見つからないので、一式書い直しました。

おそらく次に使うのはナビ交換とかスピーカー交換のときだな。だいぶ先だ…。

個人的に電気関係の工具やパーツは使用頻度が低いので、バラで買うよりもエーモンのセットのほうが安価でした。

工具一本の値段で金具も配線も揃うのでおすすめです。

ホーン増設用に末端が平型端子のメスとオスんの配線を2つ作ります。

配線の長なさは増設するホーンと既存のホーンとの直線距離よりも若干ゆとりをもたせた長さにしておきましょう。

電工ペンチを使って配線コードの末端を5mmほど剥いて端子をセットします。

端子と銅線を電工ペンチで締めます。

ちなみに電工ペンチは金具やコードのサイズの違いに対応できるようになっています。サイズに合った口で加工してください。

銅線部分と被覆部分の2箇所をそれぞれ締めれば完成。

金具はしっかりと締め込んでください。そうすることで、端子が銅線から抜けにくくなります。

逆側の先端にメスの平型端子(写真左)を同じ手順で加工します。

かしめる前に樹脂製のカバーを配線に通しておくのを忘れずに。

カバーは端子の長さに合わせてカットしてください。これも電工ペンチで加工できます。

この配線を同じ手順でもう1セット作り合計2セット準備します。

次に純正ホーンの配線から増設するホーンための配線を分岐させます。配線の分岐は専用の金具を活用すると簡単です。

手の力ではめられない場合は、ペンチなどの工具でしっかり締めてください。

ですが、力を入れすぎると割れますので要注意。

2本の配線それぞれに、分岐用の金具を取り付けて配線の準備は完了です。

ホーンの取付け

増設するホーンは基本的にはどこにつけても問題はありませんが、ボディやその他パーツと干渉しないように注意してください。

走行中の振動でぶつかったりしないように、クリアランスを十分に確保しよう。

ですが、取り付けの向きは内部に水や異物が入り込まないよう取り付ける向きは開口部が下を向くようにしてください。

増設ホーンをボルトやステーを新たに調達せずに取り付けたい場合は、ボンネットラッチを固定するボルトを利用するのがおすすめです。

尚、ボルトは10mmです。

あとは、それぞれのホーンを先程制作した配線でつなぐだけ。

分岐用端子のスリットにオス端子を差し込み、増設ホーンの端子にはメス端子を差し込みます。

ちなみに、ホーンには極性がないので+極ー極を気にせずどちらに接続しても大丈夫です。

配線はブラブラしないように結束バンドでまとめて固定しておきましょう。

フロントグリルを取り付けたら、グリルとホーンの間に十分なクリアランスがあるかを確認してください。

走行中の振動で接触する可能性があるため、最低でも10mm程度のクリアランスは確保しておきたいところ。

もしもホーンとグリルが干渉するようであれば、ホーンの取付位置を調整して解消してください。

最後に実際にホーンを鳴らして正しく作動するかの確認を行ったら完了です。

  • URLをコピーしました!
目次